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さんだーぶろぐ

オタク感想ブログです

[★★★★]妹さえいればいい。6

ライトノベル 妹さえいればいい。 ★★★★

bookwalker.jp ↑なんかエラー出てるけどちゃんと妹さえ6巻にリンクしてます.

いつもながら薄い本だし,話も進んでるんだかどうなんだかよくわかんないけど面白かった.
箱根温泉に行ったあたりはわりと不安だったけれど,最終的にはけっこう進んだ気がする.
個人的には刹那が今後どうなるのかが気になるところ.

あらすじ

(群像劇なのでばらっばらだけど許して)

人間力〜新たなるケツ路

京に振られただの京を振っただのでうだうだしていた伊月と春斗は,刹那の訪問を受け気分転換に箱根温泉に行くことになる.
そこで訪れた箱根彫刻の森美術館パブロ・ピカソの作品を見て,衝撃を受けた刹那はキュビズムに興味を持つ.

那由多の景色

一方,那由多は「自分のために頑張ってくれている伊月」を意識し,自分もがんばらなければならないと決心し,『景色』シリーズに来ているメディアミックスのオファーを受けることにした.

クロニカクロニクル4

人間関係にゆがみが生じている状態はよろしくないと感じた5人は,TRPGをプレイすることにした.

月子を生き返らせるためナロー族の村を訪れ,オーバーロード的な人の力で死者の国に行く3人.
死者の国から月子を連れ戻したところ,デスマスクが持ち前の話術でライトニング公国を乗っ取り,ホーンリバー帝国に宣戦布告した.

TRPGをプレイし終えた5人からは,ぎこちなさが消えていた.

キャストオーディション,その頃の彼女〜メインヒロイン

伊月はアニメ『妹のすべて』のキャストオーディションで演技の下手な超新人がキャストにならないように奮闘する. そこそこのキャストを獲得することができ,ドラマCDの収録を監修していた伊月に那由多が倒れたと一報が入る.
那由多が伊月を見らなって頑張ろうとした結果であったが,自分のせいで那由多に苦労させていると感じた伊月は那由多に告白し,付き合うことにした.

新人賞授賞式〜二次会

第10回GF文庫新人賞大賞受賞の相生初は,春斗が外部講師をした専門学校の生徒だった.
初は春斗のことを好いており,すでにLINE IDの交換に成功しているなど,かなり攻めっけが強い.
また,優秀賞の笠松青葉は可児那由多の影響を強く受けたライト文芸系の作家で,萌え,ハーレム等の展開に忌避を感じているようだった.

感想

前回に引き続きマジメパートと言っていい内容.
個人的にはTRPGパートが復活したのがとてもよかった.
(なんとかちゃんねるでは人気がないらしい(?)が,おれは好きなのだ)

伊月と那由多が付き合うことになったのはかなり驚いた.
こいつら付き合ったら完結ちゃうんかと.
ただ,まだ千尋は性別を明かしていないし,新キャラも出てきたしで違う話をするのでしょう.
A new story begins.って書いてたし.

あと個人的に印象に残ったシーンはキャストオーディションからアフレコのあたり.
原作者視点での『ガーリッシュ・ナンバー』だと言わざるを得ない.
原作者や監督は芸術家気質なので質の高い声優を求めているのに対し,プロデューサーは採算性を重視するというのは(まあ当たり前なのだが)上記作品では見られなかった要素.

上品なレースショーツではなく,密かに大胆なスキャンティーを穿いているようなイメージ

という指示で演技が変わるのは烏丸千歳にはできなさそうだし,いい声優を選択できたのではないだろうか.

次巻ではまたゆるい感じに戻る,特に鬼畜税理士がまた現れるということで楽しみにしている.
まあ今回も

下ネタという概念が存在しない退屈な世界』のオーディションなんて,すごかったと聞きますよ

とかいう爆弾を投下していったけれども.
ライトニング公国がホーンリバー帝国に宣戦布告したっていうのも気になるところ.